私立中学・私立高校で英語科教員の志望者の英検とTOEICスコアについて

私学(中高)の英語教員を志望しています。各学校とも、英検、TOEIC、TOEFLのスコア等を見るところが多いのでしょうか。

前回の【書類選考でチェックされるポイント】でも検定やスコアについて触れましたが特に英語科についてはいろいろな検定試験があるのでまとめていきたいと思います。

英検やTOEICスコアは必ずチェックされる

英語科教員の選考であれば必ずチェックされます。

専任教諭の採用であれば筆記試験が課すことがほとんどですが常勤講師・非常勤講師の採用試験だと筆記試験の課さないことがあるので英検の取得級やTOEICのスコアは客観的な指標として選考に関わります。

英検は何級を取得していればいいのか?

文部科学省は中学の英語科教員に求める語学力として、英検準1級程度と設定し、5割以上の教員の取得を目標にしています。この基準は公立中学の基準で、かつ私立中高のほとんどは英語教育に力を入れている学校が多いので最低ラインを準1級と考えたほうが良いです。

私立の高校によっては在学中(高校3年生は受験勉強に注力するので実質2年生まで)に英検準一級の取得を目標にしているところもあるので英検準1級の指導をすることを考えると最低ラインが準1級ということで採用の理想とされるレベルは英検1級であることは間違いありません。

TOEICスコアはどれくらいのスコアが必要?

英検の取得級を指標にして考えると下記のようになります。

英検準1級→TOEICスコア800~

英検1級→TOEICスコア900~

※相関については主催元が違いますし、測る能力が違うので一概には言えません。いろいろ調べましたが諸説ありますので暫定で上記と考えてください。

英検と同様に非常に高いハードルとなりました。上述したように測る能力が違います。学校によって、採用担当者によって英検とTOEICのどちらを重視しているは違うのであくまで参考程度にしましょう。

TOEFLや他の試験は?

英検取得とTOEICのスコアがあるのであれば書類選考上ではTOEFLはそこまで重要ではないと思います。英語として各種検定の測る能力が違いますし、何より国内では今は英検とTOEICが強いので、英語科ではない管理職の先生にとってはどれくらいの能力があるのか履歴書上でわかりやすいのは英検とTOEICになってしまいます。特別な理由が無いのであれば英検とTOEICで良いと思います。

英検もTOEICも受けてない場合は?

私立学校によっては求人に英検○級以上、TOEICスコア○○○以上と明示していることもあるので履歴書自体を送る機会を失ってしまいます。

まずは書類選考を突破するためにも他の候補者よりも良い人材というのをアピールするのであれば客観的な指標である英検やTOEICは十分アピールになります。

筆記試験を課さない選考であれば客観的な英語力をアピールできますし、取得級・スコア次第で書類選考の学歴フィルターを突破することもあります。

教職課程と検定試験の受験

大学4年次は教育実習や採用試験の勉強があるので英検やTOEICの勉強と受験は3年生の間にクリアしておいたほうが良いです。1・2年生の時は英検やTOEICにこだわりすぎると実際の採用時とブランクができて能力が落ちてしまうので、できるだけ多くの単位を取りながら英語の地力をつけるほうが良いです。英語科教員志望の人は留学とかを挟むこともあるので他科目の教員志望者に比べて非常に忙しくなります。

ここまでできる人は少ないですし、近年は英語科の教員はかなりの不足状態にあるので採用試験を受ける学校を選びすぎなければ英語科教員の夢は開けると思います。