私学教員の副業について

重なる一万円札

これから私学の専任教諭の採用がますます増えてきます。公立の教員採用試験も始まります。私立も公立も正採用を目指していても志望通りに行かないこともあります。今回は非常勤講師を中心とした教員の副業について書いていきます。

非常勤講師の副業について

ほとんどの学校は問題ないと思います。非常勤講師は授業数で給与が決まることが多いので授業数によっては生計が成り立たなくなるということもあると思います。

他校との掛け持ち

時間割が重ならなければ別の学校で同じ様に非常勤講師として勤務することもできると思います。年度毎の計画採用であれば両方の学校の単位数が分かったうえで時間割の希望を学校に調整してもらうことで多い単位数で掛け持ちができることがあります。しかし、ほとんどの非常勤講師は時間割が決まってから掛け持ち先を探すというのは難しいことが多くなります。年度途中の募集は時間割は確定しているので既に勤務している学校での時間割に合わせる必要があるからです。「非常勤講師」+「教員以外のアルバイト」という方も多くいます。

学習塾・予備校等でのアルバイト

昼間は学校で勤務しながら夜は学習塾や予備校でアルバイトをする非常勤講師の方も多いと思います。予備校であれば専門科目での指導が主になりますが学習塾だと人手不足の場合は専門科目以外の授業を持つこともあるので授業準備等で苦慮することがあるかもしれません。特に個別指導の学習塾の場合は同じ時間で違う教科・生徒を指導するということがあるので学習塾でのアルバイトでは自身の専門科目以外の指導をする可能性があることを認識しておきましょう。

専門科目以外の指導をすることで学べることもあると思いますが授業準備に時間がかかると思います。学校教員を本業とするのであれば学校での指導をする授業準備の時間と学習塾で指導をするための授業準備の時間をあらかじめ考えてアルバイトをする必要があります。

常勤講師の副業について

専任教諭とほぼ同じ業務量となるので時間的にかなり難しいと思います。時間的に余力があったとしても就業規則上、事前に学校に確認、許可をとって副業をするのが現実的です。

専任教諭を目指していて内部登用の前段階の常勤講師の雇用形態であれば副業の許可を取るのはあまりおすすめできません。学校側から見れば将来的に専任教諭への登用を考えている教員が副業をしたいとなれば学校への重要度が低いととらえられてしまうためです。

また、非常勤講師と比べると生徒指導・公務分掌や保護者対応などもあるため、やはり現実的ではないと思います。

専任教諭の副業について

許可制の学校もあります。ただし、教員としての副業として適しているものが許可されるようです。

適している副業の例としては模擬試験の試験監督や、英検の口頭試問、教材の執筆などです。

学校としては専任教諭は学校業務が第一として考えているので勤務年数や専任教諭としての仕事の状況で許可が下りるか否かが決まります。

 

本業に活きる副業であれば許可のもと副業は可能となります。あくまでも本業は教員として自分の生活や時間などを考慮しながら副業について考えましょう。