公立の教採浪人と非常勤講師を掛け持ちするための注意点

私学でコネで採用される教員

公立の教員採用も一段落し、来年の教員採用に向けて準備する人や私学の専任教諭になる方など様々なキャリアを検討する時期になりました。

今年度も残り半年となり、来年度の教員採用が活発になってきます。

今回は公立の教採浪人をしながら私学の講師と掛け持ちすることが可能なのかをまとめました。

 

教採浪人をしながら講師の掛け持ちは可能か

公立の教員志望の方も私立学校で常勤講師・非常勤講師をしながら来年度の公立の教員採用試験の勉強をするという方もいます。

2年目以降の方は学校の授業準備をしながら教員採用試験の勉強をすることのイメージが付きますが、今年卒業の大学生で来年度の公立の教員採用試験に再チャレンジする方はイメージが付かないと思います。

 

私学の非常勤講師の場合

非常勤講師は基本的に授業のみの契約となっています。

(学校により手当を出して教科会議の出席や部活動を担当することもある)

そのため、その授業の時間、授業準備の時間以外は出校することはありません。

また、授業数・時間割次第ですが平日に丸一日休みをとれるなんてこともあると思います。

つまり自分の担当する授業に責任をもって準備して授業を行い、それ以外の時間はしっかり教員採用試験の勉強をすることができるということです。

あとは担当する時間数(コマ数)に無理のないようにしっかり学校と相談することが重要です。

専門分野以外の授業を持つことがあったり、無理な時間割を学校に組まれることがあったらしっかり学校の担当者と話をしましょう。

 

教採の勉強と仕事を掛け持ちすることは非常に大変です。しかし、時間の比重や優先度はコントロールすることが可能です。

公立の教員採用試験が第一優先であればそのバランスをしっかりとることを最優先に考えましょう。

 

せっかく教壇に立つチャンスができたので素直に経験が積めることに前向きに取組み、次の教員採用試験につながるようにメリハリをつけて教員1年目をスタートしましょう。

 

私学の常勤講師の場合

朝早く学校行って、授業準備と授業をやって、土日は部活の引率をして、勉強をする時間を確保するのは難しい問題です。

勉強できないわけではないですし、それでも公立の教員採用に合格した方はいますがほんの一握りの方だけです。非常に大変です。

しかし、授業だけの非常勤講師と違い、校務分掌など学校全体の業務に深く関わることで次年度以降の専任教諭への内部昇格の可能性があります。

 

公立の教員採用にしか興味がないという方には意味がありませんが、現在でも公立の教員採用試験も私立の採用も「教諭」の採用については相変わらず高倍率です。

そのような現状で専任教諭への道が開けるなら就職先が私立であることと公立であることはそこまで大きな問題では無いと思います。

 

そもそも自分が教員に向いているかもわからないのに公立の教員だけに選択肢を絞るのはもったいない気がします。

何年も勉強して公立の採用試験にやっと合格して、教員に向いてないというのがわかったら時間がもったいないです。

公立にこだわる特別な理由が無いのであれば公立の教員採用にこだわらずに私立も選択肢に入れることをお勧めします。

 

最後に、私立学校の求人票の「専任教諭への登用実績あり」と記載があることがありますが、実態は過去に1名だけの登用ということもあります。

また、採用に窮している教科などでは非公式で学校の管理職が「頑張ったら専任にするから」とうことで実際は全くそんな気がないという悪用もあるので気を付けましょう。

 

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